水彩イラストの線画、何使う?【ペン系?鉛筆系?】
こんにちは。しんせつなペイト(@sinsetunapeito)です。
今回のテーマは『水彩絵の主線に使う画材について』です!
ペイトは最初の頃、主線の画材選びで失敗しまくってました(^_^;)
真っ黒過ぎてイラストから浮いてしまったり、逆に薄すぎてイマイチ締りのない絵になったり…(´-∀-`)
色々試してみた結果、今はシャーペンに落ち着いています。
この経験を活かし(??)、今回は記事を書いていこうと思います~✨
イラストの印象を大きく左右すると言っても過言ではない主線…!
本記事が、皆さんの主線選びのお役に立てれば幸いです🙌
ハッキリ or ふんわり?
水彩でイラストを描く場合、絵の雰囲気に合わせて主線に使う画材を変えると、まとまりのある絵になる…と勝手に思ってます!
絵の雰囲気については、
ハッキリ 系 or ふんわり系
…の2つでペイトは大雑把に考えてます。
ハッキリくっきり、コントラストの高い鮮やかなイラストの場合はペン系。
ふんわりほんわか、優しく淡いタッチのイラストの場合は鉛筆系。
どちらのタッチも表現出来るのは絵筆かなぁ🤔
1つずつ、イラストと併せてご紹介していきます(∩´∀`∩)
ふんわりしたタッチのイラストには鉛筆系の画材を
ふんわりほんわか、優しいタッチのイラストの場合は、主線がハッキリしていると線が浮いてしまいます…!😱
そのため、イラストに馴染むような淡い色合いのもの…
シャーペンや色鉛筆などの鉛筆系の画材を使うと良いかと◎
使いやすすぎ、シャーペン
シャーペンは王道ですね~!
芯の太さのバリエーションも豊富ですし、失敗しても消せるのが最大のメリット…!
アナログ画材でundoができるのって嬉しすぎません??
また、カラー芯もよく使われてますね✨
芯のカラバリは色々ありますが、まずはオレンジと青系の色があると使いやすいかなと思います。
オレンジは肌に、青・水色は服なんかに使えるので😊
オレンジは主線にも使いますが、肌の赤みを足したい時に水彩絵の具の上から塗ったりもします。
こちらのイラストは、0.2の黒シャーペンと0.5のオレンジ色のカラー芯で描きました◎
私が使ってるのは、Orenz(オレンズ)の0.2mmです。
シャー芯を少し出して描いてます。(ほんとは出さずに使う)
また、カラーのシャー芯は芯を入れ替えるのが面倒なので、最初からこういうセットになったものを買っておくと良いです😅
ホンワカの最高峰、色鉛筆
色鉛筆は、ほんわか系の可愛いイラストに本当に合いますね…!
淡い色で塗る人は、塗りを邪魔しない色鉛筆がオススメです。
鉛筆を削るのが地味に面倒なので、電動の鉛筆削りを持っておくと腕が疲れなくて済みます…笑
主線とは違いますが、下書きに水彩色鉛筆を使うという方法もあります✨
上から別の画材でなぞり、その後水彩で塗ると、いい感じに溶けてテクスチャっぽくなります👍
水彩色鉛筆のメイキングもありますので、良ければどうぞ✨
sinsetunapeito.com
コントラストの高いイラストにはペン系の画材
くっきりはっきり、鮮やかな色で着色する場合は塗りに負けないように、主線もハッキリした方が映えます!
マルチライナーやつけペンがオススメです✨
王道マルチライナー
https://copic.jp/product/multicopic.jp
元はコピックのための商品ですが、水彩でも大活躍です!
一般的なポールペンと違い、水に濡れても滲むことはありません。強い。
カラーバリエーションが10色と豊富ですが、オススメは何かと使いやすいセピア~✨
また、ブラックよりはグレー系(ウォームグレーかクールグレー)の方が水彩には馴染みます。
太さは好みもあると思いますが、ペイトは0.03と0.1をよく使います(´∀`)
こちらはコピックマルチライナーのセピアとウォームグレーを使って描きました◎
バラで買うより、セットの方がお得…!
コピックマルチライナーの全色レビューはこちら!
sinsetunapeito.com
タッチが自在!つけペン
マルチライナーよりも細い線を引きたい時は断然つけペン。特に丸ペン。
線の強弱を付けることが出来るので、より独特のタッチを生み出すことができます。
ただ、ペン先が水彩紙に引っかかりやすいのが難点ですね(^_^;)
つけペンを使う場合は、耐水性のカラーインクか水彩絵の具を溶かしたものを使います✨
こちらはつけペンを使って描きました◎
こちらは色んなペン先がセットになった商品。
まだつけペンを持っていない方にオススメです✨
なぜなら、ペン先によって全然描き心地が違うから…
ペイトは昔、かぶらペンが好きだったのですが、今はGペン派になってます😊
万能選手?!中立の絵筆
シャーペンで薄く線画を書いておき、仕上げの段階で細い筆を使って主線をなぞるという手法。
筆さえ用意すればいいので、すごく楽です!
色もパレットにあるものが使えますし。
線の濃さや太さでタッチを変えられるので、ほんわかにもはっきりにもどちらのテイストにも使える万能選手です…!
ちなみにペイトが主線用に使ってるのはキャムロンプロ プラタ アルテージュの10/0です😊
細い線がすっと引けてオススメです。
しかも、毛先がナイロンで出来てるので、穂先が曲がったりボサついても熱湯に付けて復活させることが出来ます笑
(傷みそうなのであまりやらない方がいいとは思いますが💦)
この絵は主線を絵筆でなぞりました。
まとめ
今見返してみましたが、ペイトの絵はあんまり代わり映えしないので無くても良かったかもしれませんね…!ワハハ
とまぁこんな感じで、ひとえに主線と言っても色々な画材で描くことができて面白いですね~☺
折角なら、自分の絵のテイストに合ったものを選びたいですね✨
どうぞ快適な水彩ライフを!ペイトでした!