紙・紙・紙!水彩紙レビュー【レビューというよりただの感想】
タイトルは、分かりにくいですが『トラ・トラ・トラ!』をもじってます。ペイト(@sinsetunapeito)です。
タイトル通りこの記事では水彩紙をレビューしていきます。
レビューというより、ペイトが使い心地を忘れないためのただの感想となっております。笑
前回も言いましたが紙は透明水彩にとって、とても大事なので…参考になればいいなと思って書きました。
sinsetunapeito.com
今回もどうぞお付き合いください!
はじめに
該当する紙を使って描いた絵もついでに載せときます。
好き勝手に感想を言っていきますが、水彩紙は描き手によってかなり好みが分かれますので、「ペイトはこんな風に思っているんだな」程度に考えていただけると嬉しいです!
新しい紙を使ったら、随時更新していきます。
ARCHES(アルシュ)
やっと最近使いましたが、とても良かったです…!
すごく綺麗にぼかすことができて感動しました…!アルシュを使ってようやく、水彩紙の原料にも気をつけるようになりました。
私の描き方(ぼかし多用、ごりこり重ね塗り)の場合は、アルシュのようなコットン100%が合ってるみたいです。
細目を使いましたが、ちょっとシャーペンが引っかかる感じがするので、極細目を使ってみたいと思います。
ハガキサイズ(5枚入り)は550円で買えるので、まだ使ったことがない方はぜひ1度試してみてください~✨
▼描いた絵 蓮子
vifArt(ヴィフアール)
ペイトが最初に手に取った水彩紙です。
マスキング液を使うと紙がベロベロに持ってかれるのが嫌になって、一時期離れてました。
最近また使いましたが、あれ?こんなに塗りやすかったっけ?とびっくりしました。しかも相変わらずお安いし。
ただやっぱり表面は弱いから、調子に乗ってごりごり塗ると表面が持ってかれる。悲しい。
さらっと塗るには気軽に使えていい紙!あとは、紙肌が黄色いのでスキャンすると黄色さが微妙に気になります。
▼描いた絵 サーモンラン!
ウォーターフォード 細目
細目なので表面ツルッツル…!水彩で使うには中目かなぁと。
ツルツルのせいか、水彩で塗ってもコピックで塗ったみたいに見える気がします。
▼描いた絵 チャイナ~♪
ウォーターフォード 中目
製紙会社として由緒あるセントカスバーツ ミル社で製造された英国の代表的な高級水彩紙です。
100%コットンを使用しており、マスキングなどあらゆる技法に耐えうる表面強度を備えています。
絵具の吸い込みを抑えることにより発色が良く、にじみやぼかしが美しく仕上がります。
ペイトがヴィフアールの次に買った水彩紙がウォーターフォードの中目でした!
肝心の使い心地ですが、だいぶ前すぎて思い出せませんでした…調べたら買った日2015年でした。
使いやすかったことだけは覚えてる…!
ホルベインのサイトに自社が取り扱っている水彩紙の比較があったのでぺたり。
holbein-shop.com
コットマン 細目?
表面が弱めな印象。ごしごししてたらちょっと削れて焦りました。
表面が滑らかで線を描きやすいし、塗りやすいですね。ヴィフアールと同じ印象。
▼描いた絵 ホタルてゃ
ストーンヘンジアクア 細目・荒目
ストーンヘンジアクア COLD PRESS(荒目)は、一般的な作品から重厚な作品まで 幅広く描ける程良い荒さの紙肌を持つコットン100%の水彩紙です。表面は適度な 保水力を有し、にじみやぼかし、リフティングなど様々な水彩技法の表現性に優れ ます。 アーティストのニーズを満たす紙。それがストーンヘンジアクアです。
プレゼント企画で当たりました!ありがとうミューズさん!
荒目をひとまず使いましたが、コットン100%ということもあり塗りやすかったです。
荒目ですが、そこまでボコボコしてなかったです。お値段は少し高め。
▼描いた絵 Dreamin’
ホワイトアイビス
良質パルプにコットンを高配合したメイドインジャパンの高級水彩紙です。
吸い込みを抑えることにより絵具が均一に表面に留まり美しい発色に仕上がります。
表面強度が強く様々な水彩技法に適しています。やや荒目に近い中目の紙肌で白い紙色が特徴です。
さすが、名前にホワイトとつくだけあって白い!
表面のザラつきが凄いので、コミックイラストを描くのにはちょっと不向きかな…風景画とかはダイナミックな筆致で相性が良さそうです。
スキャンした時に目のでこぼこが目立つので、できれば紙の目を消してくれるスキャナー推奨。
しかも、綺麗に塗ったはずが時間が経つと滲んではみ出てる…?
あれ、なんででしょう?紙がだめになってたのかもしれません。ホワイトアイビスは風邪を引きやすい気がします…
水含みが良いですね。じゃぶじゃぶ水筆でぼかすと、裏側がたゆんたゆんになってました。
値段は、300gの水彩紙の中では安いです。
私は使ったことないですが、色紙とかもあるようで、使っている方をちょくちょく見かけます。
▼描いた絵 たばこ
ホワイトワトソン
ホワイト色は夏や冬といった明度差の表現に最適な白色度をもち、着彩と同時にコントラストを発しながら描いていけます。ホワイトワトソンの白色度は添加剤を用いず、自然水のみで仕上げてあります。絵具やチャコール、パステルののりが良く、特に水彩絵具の発色が良い紙です。保水性が高く、ぼかし、にじみ、バックラン、リフティングなどの表現性にすぐれます。表面強度が高く、マスキング耐性を持ちます。
これも、使ったことあるけど前過ぎて思い出せな以下略。
水彩を始めたてで、ちょっといい水彩紙使いたいって人にはウォーターフォードかホワイトワトソン勧めますね。
マルマンスケッチブック
厳密に言うと水彩紙ではありませんが。
意外と塗れます!ただやっぱり重ね塗りやぼかしはやりにくいところがありますが;
発色もそこそこ良く、ペイトはシャーペンで描いた時の滑りの良さが好きです。
何より、安くてどこでも売ってるのがいい。マルマン愛してる!
▼描いた絵 セーラーイカちゃん
モンバルキャンソン
パルプ紙なので、思っても見なかったところにバリバリ水彩境界ができます。
なので、コットン100%の紙と全く違うアプローチで塗ったほうがいいです。
具体的にいうと、にじみ・ぼかしは多用せず、あえて水彩境界を残すような塗り方です。
ペイトは最初それがわからず、かなり苦労しながら色塗りをした覚えがあります…!
▼描いた絵 ミクさん
ランプライト
ランプライトは暖色系の白地とコットン100%の豊かな彩色性をコンセプトに開発した、新しいタイプの水彩紙です。
絵具を強くはじいて顔料が表面に残るため発色が良く、ぼかしやにじみ、リフティングといった画面上のコントロールが容易です。
名前の通り、ランプの灯りのような温かみのある紙色です。ぼかしやすく使いやすい紙でした。
絵具を強く弾く、とありますがそこまで気になったことは無いです…
クレスター
コットン繊維と良質パルプを原料とし、自然な紙肌と風合いのあるナチュラル色の水彩紙です。表面を強化してあるので毛羽立ちも少なく、水彩画はもちろん、パステル・色鉛筆を使用した作品にも効果的です。
こちらも温かみのある紙肌。ちょっと茶色い感じで表面がザラっとしているので好みが分かれそう。
塗り心地としては、可もなく不可もなくといったところでした。
パルプが含まれてますが、そんなに塗りにくさは感じなかったですね。
▼描いた絵 魔理沙
…
※以下随時更新予定~
紙の保存方法についてはこちら。
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