ペイトのすすす。

水彩とスプラトゥーンとすきなもののはなし

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ペイトのすすす。

画材ブロガー4人による、水彩よもやま座談会のレポートをするよ


こんにちは。しんせつなペイト(@sinsetunapeito)です。


GW真っ只中の5/5に、画材ブロガーさんを集めて座談会を開催しました\(^o^)/
www.youtube.com
※期間限定でアーカイブ残しておきます。
※ちなみに、私の声だけガッサガサですorz 進行役なのにすみません…


きっかけはこちらのツイート。


画材ブロガーさんとおしゃべりしたら楽しそうだな~…

と思ってちろっと呟いたところ、秒で反応してくださった枯葉さん、まやさん、ホネ山さんには感謝しかない…!


画材のことやブログのこと、色々とみんなで話しましたが、動画の方は期間限定での配信のため、備忘録的にブログの方にも残しておこうと思います。


今回の記事はあくまでも要点のみをまとめたものですので、良ければ期間内に聞いてください!


ペイトはともかくとして、皆さんすごく話がうまいので聞いていてとても楽しいです笑


はじめに


今回お集まりいただいたのは、こちらのお三方です!

mayairo.com

k-garden.art

watercolor-try.com



タイムテーブルはこんな感じでした。


自己紹介

さて、まずは自己紹介コーナーから。



ペイトの自己紹介。



まやさん。
水彩に触れるきっかけとなったのは、ニコ動の『描いてみた』動画だったそうです。
「絵の具は絵を描く以外にも、ただ触れるだけでも楽しい画材なので、画材の遊び方を紹介していけたらいい」と仰ってたのが印象的でした^^



枯葉さん。
意外にも、透明水彩に出会う前はコピックを使用されていたとのこと!その頃のイラストも見てみたいなと思ったのはペイトだけでしょうか笑



ホネ山さん。
HNの由来は『いかにもネットでライターやってそうな感じの名前にしたかった。ボボボーボ・ボーボボに出てくる3コマでやられそうな雑魚キャラをイメージ』とのこと。

久しぶりにボーボボが読みたくなった


お題① ブログを始めたきっかけ

枯葉さん:コロナもきっかけのひとつ

もともとご自身の水彩のノウハウ等をノートにまとめられており、それを本にしたいという夢があったものの中々動き出すきっかけが無かったそう。
コロナで家にいる時間が長くなり、普通に絵を描くこともままならない状況で何かできることはないかと思い、ブログを始められたそうです。

まやさん:画材からではなく、ブログから

知人の方でブログを運営されている方がいて、「ブログ面白いよ」と教えていただいたのがきっかけ。なので、画材からというよりはブログから入った形。

ホネ山さん:主に仕事のため

スキルアップや転職のため。
そのためにはアフィリエイトのサイトを運営したり、サイトの検索順位を上げたりという実績が必要だったので、まずはアフィリエイトをやりたいというのがあった。

ペイト:6,000円欲しさに…

もともとYou Tubeの広告収入で6,000円ほどがあったものの、収益化できる条件が変わりYou Tubeでの活動が難しくなった。
残り2,000円収益があれば、振込金額の8,000円に達するため、その2,000円を稼ぐためにブログを始めた。

お金にがめついペイト


お題② 自分のブログの中で一番気に入っている記事

ホネ山さん:【CG→アナログまとめ】デジタルからの移行で困った6点と解決策

watercolor-try.com
デジタルからアナログに移行されたホネ山さんならではの記事!
ご自身のトライアンドエラーの集大成の記事だそうで、完成したときはとても嬉しかったとのことです。


watercolor-try.com
次点はこちらの、ダニエル・スミスまとめの記事とのことで、絵の具検索のシステムを作りながらの記事だったので60時間位掛かったそうです(!)

まやさん:こっくりかわいい不透明水彩 ニッカーデザイナースカラーレビュー

mayairo.com
あまりネットにない情報を書けたのではというところと、ご自身の記事の中で最初に伸びた記事だったとのこと。
水彩というと透明水彩のイメージが強いが、不透明水彩も面白いという熱意を伝えられたのではとのことでした。

ペイトもデザイナーズガッシュを買うときに参考にさせてもらいました

枯葉さん:初心者必見 透明水彩のおすすめ7色

k-garden.art
基本の7色をベースとして、2色の混色でかなりの色が作れるという枯葉さんの傑作記事!
一番時間を掛けて書かれたそうで、枯葉さんの数ある記事の中でも1・2を争うくらい読まれているそうです。

水彩を始めるときに知りたかった…!

ペイト:水彩絵具の混色で分離色を作ってみたよ【SUPER VISIONは作れるか?】

sinsetunapeito.com
まだ分離色があまり広まってなかった頃に書いた記事。
G色とS色の組み合わせで、色々な分離色が作れることに自分でもびっくりしました!


お題① 好きな色ランキング1~3位!(メーカー名+色名)


配信中に触れられなかったのですが、こちらは夏目そるとさんから頂いていた質問です。


もともとのお題は「各自の推し色は何?」という感じで設定していたのですが、夏目さんの質問と同じ…というか夏目さんの質問のほうが良いジャン!と思ってお題の方に入れさせてもらいましたmm


配信中は3位から発表していきましたので、記事も3位から記載していきます。

枯葉さん:一位は安定の…!?

3位:まっちのウルトラマリン

枯葉さんは毎年パレットにウルトラマリンを入れられているそうですが、唯一の弱点が粒子が荒くて他の色と混ぜたときに分離してしまうところ。
まっちのウルトラマリンは、ウルトラマリンなのに粒子が細かい!この絵の具に出会ってからは、もうこの色でいいかなというのは枯葉さん談。
k-garden.art


2位:マイメリのインディゴ

他のメーカーのインディゴは青みが少し強いのですが、マイメリのインディゴはグレーっぽいので混色のときにとても役に立っているそう。
k-garden.art


1位:シュミンケのバーントアンバー

多分この色だろうなと思ってましたが、やはり来ました!
一位はシュミンケのバーントアンバーです。
バーントアンバー、明るい茶色が多い中でシュミンケのバーントアンバーはちょうど良い赤茶・くすみ具合、焦げ茶と茶色の中間位の色というところが気に入っているそうです。
この色がなくなったら困るので皆さん買ってください(by枯葉さん)
k-garden.art


ペイト:普段ブログで取り上げていない色から選出

3位:ニッカーデザイナースガッシュ サビグリーン

ニッカーデザイナースガッシュの中間色はどれも好きなのですが、特に可愛いと思っている色を選出しました!
個人的に、不透明水彩には無限の可能性を感じているので、それを引き出せるような絵を描きたいなと思っています。


2位:クサカベ オーロラピンク

初めて手に取った絵の具の蛍光色。
こんなに鮮やかな色があるんだ!とびっくりした色です。
普段使うことが多いので2位に選びました。


1位:W&N コバルトブルーディープ

最近お気に入りの絵の具。W&Nならではの鮮やかさと、強い粒状感が使っていてとても楽しいです。


ホネ山さん:ホネ山さんといえば青紫…!

3位:ホルベイン ライラック

青系の色の中で肌色として使うと、CGの青みがかった肌のように色調がよくまとまるそうです…!(すごく試してみたい…!)


2位:ミジェロ ミジェロブルー
ミジェロブルーと他の色を混ぜて影色としてよく使われているそうで、2位にランクインとのことです。
watercolor-try.com


1位:ホワイトナイツ ブルーレーキ
ブルーレーキ来るだろうなと思ってました!!
似たような青紫色もあるけれど、彩度が抜群で耐光性に目をつぶってでも使いたい色だそうです。


まやさん:彩度低めの落ち着いたパステルカラー縛り

3位:クサカベ グラスグリーン


白っぽい緑・白に近い緑なので、白い花だったり、葉っぱの裏の葉緑体の少ないところなどに使えるそうです。


2位:ニッカー ポスターカラーのブルーグレー


デザイナースガッシュのホリゾンブルーと似ているけれど、こちらのブルーグレーは絶妙なくすみ感がある。
瓶しかないので容量が大きいけれど、それでも使えるという位いい色。


1位:マイメリ ネイプルスイエロー


ネイプルスイエローなので白っぽい黄色だけど、マイメリなので単一顔料。
白が入っていないので、パステルっぽいけど透明感のある色。
重い顔料が使われているので、他の色と混ぜると分離する。

↓はプルシャンブルーとの混色。青と混ぜても黄色が目立ってくれる珍しい色。夜空の月を描くのにちょうどいい。


Twitterで募集した質問に答えていくコーナー


ここからは、ツイッターで事前に募集した質問に答えていくコーナーでした。

ゴリゴリに癖の強い7色を枯葉さんチョイスで


枯葉さんがチョイスした7色はこちら。
溶けない・伸びない・粒状化する恐ろしい色たちです…w(さすが枯葉さん…)


ポッターズピンク

トランスペアレントイエロー

ビリジャン

セルリアンブルー

ウルトラマリン

マンガニーズバイオレット

マルスブラウン


一色ずつに枯葉さんがコメントされていて、そちらもとても面白いのでぜひ聞いていただきたいです…w
(書き起こすのはちょっと大変だったので諦めました;;)


一記事書くのにどれくらいかかるか


●ホネ山さん
・ツイートのまとめ+文章加筆だと、大体5時間くらい
・作例や塗素材を作ったりすると15~20時間くらい
・100色以上のまとめ記事だと30~40時間くらい


●ペイト
・イラストがあると20時間位


●まやさん
・構想が1週間位、書き始めるときは大体内容が固まっているので、文字自体は2時間くらいで書き上げる
・絵の具の写真撮ったりも入れると2日間くらい


●枯葉さん
・文章だけだと2~3時間
・同時に複数の記事を書いていたりする
・誤字脱字はフォロワーさんに指摘してもらう!


透明感あふれる水彩絵の具とカラーインクは?


カラーインクについては4人共誰も詳しくなかったので、こちらの質問は代表して枯葉さんに回答していただきました。


透明感のある透明水彩でぱっと思いついたのはまっちの絵の具。
他にも、シュミンケも透明感を重視した絵の具。
基本的に透明感については、メーカーというよりも顔料の性質によるものなので、メーカーのパンフレットなどから透明感の強い色を確認して購入していくと良い。


カラーインクについては染料でできているものが多いので、どれも透明感には優れているが耐光性に弱い。
メインの画材として使っていくのであれば、リキテックスリキッド(正確に言うとカラーインクではなくアクリル絵の具)がおすすめ。


限りなくサラサラしていて、ほぼインクとして使える。
ただし染料では無く顔料。耐光性もある。



紙の特徴とか違いを試すとしたら、どんな風に塗るのがオススメか知りたい


こちらはまやさんに回答していただきました。

下記のような色々な技法をやってみるのがおすすめ。

  • ウォッシュ
  • ウェットオンウェット
  • リフティング
  • マスキング
  • バックラン
  • 重色


以下、枯葉さん談。
重ね塗りをするときは、先に濃い色(赤など)を先に塗って上から薄い色(黄色)を塗るとわかりやすい。
濃い色が薄い色に溶け出さなかったら重ね塗りに強い紙。

これから水彩を始めてみたい人向けの画材

こちらは時間が足りず、後日ツイッターで回答しました。





質問は以上でした!寄せてくださった皆様ありがとうございます!


まとめ

要点だけまとめたつもりでしたが、気づけば1万字を超えていました…!


やっとエンジンが温まってきたかな?というところで終了になったので、次回もぜひ開催したいと思っています。


次回も良ければお付き合いいただけると嬉しいです^^ それでは!ペイトでした~。


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