ペイトのすすす。

水彩とスプラトゥーンとすきなもののはなし

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水彩紙の種類についてまとめてみたよ

こんにちは。しんせつなペイト(@sinsetunapeito)です。


今回は、自分の勉強の意味も兼ねて水彩紙の種類についてまとめてみようかと思います。


それでは早速始めます~!



水彩紙の種類について

水彩紙の原料

まずは水彩紙の原料。
大きく分けて2つとその他に分けられます。(何その分け方)

コットンパルプ

上等な水彩紙と言ったらコットンパルプ100%!
作るのが大変なので、他のものと比べるとお値段が高くなるそうです。

その分品質は確かなものなので、水彩を始めようと思った方には、とりあえずコットン100%のものがおすすめ。

保水性に優れ、表面が強いため重ね塗りにも耐えてくれるので、

  • 色を重ねまくる人
  • 水を使いまくる人

…という人向けです。

ペイトもその1人なので、ここぞと言う時の絵にはコットン100%のものを使っています。ぼかしも綺麗に出てくれます。


■代表的な水彩紙

  • アルシュ
  • ウォーターフォード
  • ランプライト(珍しい日本製のコットン100%水彩紙!)
木材パルプ

木材パルプの水彩紙は、コットンパルプのものに比べると、安価で手に入りやすいものが多いです。

木材なのでやや保水性に劣るそうですが、逆に言うと絵の具と水分が紙の表面に留まってくれるので、修正がききやすいものが多い印象です。

木材パルプ100%のものよりは、コットンと配合されたものの方が中庸的な感じで使いやすい気がします。


■代表的な水彩紙

  • ラングトン
  • モンヴァルキャンソン
  • ワーグマン
混合パルプ

名前の通り、コットンとパルプや竹、ケナフなどが混ざったもの。

コットンとパルプが混ざった水彩紙はよく使いますが、他のものはあまり使ったことがありません😅

■代表的な水彩紙

  • ワトソン
  • ヴィフアール
  • クレスター

綴じ方の種類

水彩紙の綴じ方にも色々ありますので、自分の描画スタイルにあったものを選ぶと良いですよ✨

スケッチブックタイプ

一番一般的?
絵を描く紙…と言って思い浮かぶのがスケッチタイプのものでは無いでしょうか。

厚い表紙に覆われていますので、持ち運びに丁度よく、サッと使える万能選手だと思います😊

ただし、紙の厚みが少ないものだと、水を多く使う描き方では紙が波打ってしまう可能性も。

その時はスケッチブックから切り離し、水張りすると良いです。

ブロックタイプ

ブロックタイプは、四辺が糊付けされているため水張り不要なタイプの水彩紙になります。

とはいえ、ブロックタイプでも水をジャバジャバ使うと波打ちます笑

その時は水張りを(以下略)

持ち運んで使うよりは、家でじっくり描くのに向いてるかなと思います

パッドタイプ

パッドタイプは、他の2つと比べると安価なものが多いです。

表紙がペラペラなので、持ち運びには向いてません。

また、同じ名前でもパッドタイプの方は厚みが薄い水彩紙があるので要注意です。


水彩紙の目について

何気にとても重要な水彩紙の目…!

目と言っても、人間の眼…では無く紙肌のことで、主に3種類に分かれています。

細目

表面がツルッツルの紙。
水彩紙のボコボコがスキャンで出づらいので、イラストをスキャンして別の用途で使いたい場合などにオススメ。

コミックイラストを描く人には比較的人気の紙だと思います。


こちらはウォーターフォードの細目で描いたタコちゃん。

中目

水彩らしい表現と、扱いやすさの両方を備えた紙。

水彩紙の紙目の中で、最も多く使われているのではないでしょうか。

迷ったらとりあえず中目!一番オススメです。

荒目

表面が超ボコボコしてる紙。

クセが強いので人を選ぶと思いますが、面白い表現が出来るので個人的に好きです。

ペイトは特に、分離色を使う時必ず荒目を使います。分かりやすく分離してくれて、とても塗っていて楽しいです😊


コットマンの荒目を使って描いた絵。
何も処理しないとやはり水彩紙の影が入っちゃいます~😭

水彩紙のボコボコを軽減する方法もあるので、あとでまとめようと思います💪


…とまぁこんな感じで種類がありますが、メーカーによっては若干の違いがありますのでご注意ください。


特にアルシュは、極細目、細目、荒目と分かれており、極細目→細目、細目→中目とのこと。


また、水彩紙の材質や目によって、水の吸い込みやすさ・書き込みのしやすさがなど全然違います。


何だか上手く描けないな…と思ったら紙を変えてみるのもオススメです。


水彩紙の色について

これも何気に重要かも?な紙の色についてです。


水彩紙によっては真っ白なものから黄味がかったものまで、色々あります。


基本的にホワイト〇〇という名前のものは白いものがほとんどです。(ホワイトアイビス、ホワイトワトソンなど)


温かみのある風合いの紙は、クレスター、ランプライト、ヴィフアールなどなど。


これも最終的には好みの話になるので、自分の絵の雰囲気に合わせて選ぶといいと思います!


ペイトは、
明るい雰囲気の絵→白いもの
暗い雰囲気の絵→黄味がかったもの
という感じに使い分けてます。


まとめ:自分に合った紙を選ぼう!

以上、水彩紙の種類についてでした。


水彩紙は本当に自分の描画スタイルに合ったものを選ばないと、描く時の楽しさが段違いです。


今回のブログの様なことは知識として持っておきつつ、色んな種類の水彩紙を実際に試してみるのが1番です😊

皆様も良い水彩ライフを~🎶ペイトでした!


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